3-3. 「新ケーゲル体操」アプリの学習方法

「新ケーゲル体操」アプリを視聴するとき不慣れな解剖学用語がたくさん出てきます。

しかし、この用語をいちいち暗記する必要はありません。

ただ気軽に視聴しながら内容を理解するだけです。

第1章 骨盤ニューテーション体操

骨盤ニューテーションの概念と骨盤をニューテーションさせる筋肉の遠位付着点のみ知っておくとされます。

◇ 骨盤ニューテーション : 腰の湾曲が増加し、骨盤が前方に傾きながら骨盤入口部が狭くなって骨盤出口部は広がります。

◇ 骨盤をニューテーションさせる筋肉の遠位付着点 : 大腿骨近位端に位置しています。

第2章 骨盤呼吸

骨盤呼吸は腹式呼吸を応用した呼吸法です。

まず、腹式呼吸アニメーションに沿って腹式呼吸を練習します。

腹式呼吸がよくなると、今度は骨盤呼吸アニメーションに沿って骨盤呼吸を練習します。

第3章 新ケーゲル体操

第4章 新ケーゲル体操実習

新ケーゲル体操をする時は、骨盤呼吸をしながら、骨盤ニューテーション体操をします。

◇ 骨盤をニューテーションさせる筋肉が始まる腰椎と両方の寛骨部位を両側の大腿骨近位端の方向に無理に引っ張るとなりません。

⇒ 「骨盤呼吸で吸った息で骨盤をニューテーションさせる。」と連想しながらします。

◇ ニューテーションされた骨盤を人為的に元の状態に復元させるとなりません。

⇒ 「吸い込んだ息が骨盤を抜けながら、ニューテーションされた骨盤が自然に元の状態に戻る。」と連想しながらします。

※座った姿勢で新ケーゲル体操をする時は、椅子に座って両足のかかとを上げて新ケーゲル体操をします。

第5章 新ケーゲルエアロビクス

最初は基本形骨盤呼吸で新ケーゲルエアロビクスをします。

慣れてくると基本形、８字形、および円形の骨盤呼吸で構成された新ケーゲルエアロビクスをします。

※新ケーゲルエアロビクスのための骨盤呼吸をする時、右の呼吸アニメでよく合わせて呼吸をしてください。

前立腺オーガズム運動

◇ 前立腺オーガズム運動をする前に、肛門管の前にある会陰体の位置を正確に知っているおくべきです。

◇ 特に、第7段階の前立腺オーガズム運動をする時、吸気の深さを非常に浅くする必要があります。
この時、吸気の深さをほんの少しだけ深くしても前立腺オーガズムを感じることが妨げられることがあります。